【2023年最新】移住者レポート〜3年鎌倉に住んで後悔したこと〜

移住

都内からのアクセスが良く、移住先として大人気の鎌倉。

自然も多く、観光地やおしゃれなお店も多く歩いているだけで楽しい街です。

しかし、そんな鎌倉でもいざ住んでみると、不便さや「失敗したかな」と後悔することもあります。

ここでは、都内から鎌倉に移住して3年の私が、鎌倉を移住先として考えている方に、ぜひ後悔しないよう先に知っていただきたい、予想以上にストレスに感じてしまったことをご紹介します。

家事情

湿気がすごい

まず、暮らす上でインパクトが大きかったのが湿気の多さです。

不動産屋さんに「鎌倉では一瞬で皮類にカビが生えますよ」と釘を刺されていたので、入居時からあらゆる除湿グッズで対策をしていたのですが、まんまとスーツにカビが生えてしまいました。

私が住んでいる家が古いというのもありますが、そもそも鎌倉にはあまり新しい物件はありません。

新しい家なら影響が少ないかもしれませんが、古い物件に住む場合はご注意を。

サビやすい

海を近くに感じられる生活、憧れてしまいますよね。

しかし、海近に住んで一番悩まされるのがサビやすさです。

私は少し山側に住んでいるので被害は少ないですが、それでも海風は防ぎきれないようで、物干し竿や自転車も予想より早く錆びてしまいました。

海側の物件ではさらにその被害は強いです。

海の近くに住むことを検討する際には、サビる覚悟をセットで持っておきましょう。

道路事情

道が狭い

江ノ電沿いや、逗子〜鎌倉〜大船エリアは、どこに行っても道が狭いです。

歩道と車道がそれぞれギリギリのスペースしかないので、車と自転車、歩行者がそれぞれ道を譲り合いながら行き来しています。

さらに土日祝は観光客も多いので、みんな歩道から思いっきり道路にはみ出て歩いています。

海や山、おしゃれなお店と、景色が最高なので、「散歩やランニング、サイクリング、ドライブがしたい!」と思わせるような環境が揃っているのですが、常に周囲に目を配らせないといけないので、なかなか「のびのび気持ちよく」とはいきません。

大人でもハラハラすることが多いので、子供だけで歩くのは非常に危険だろうと思います。

平日でも渋滞

都内では必要なかった車も、「鎌倉ではあった方が便利かも」と考えている人も多いのではないでしょうか。

もちろん都内ほど何でも揃っている訳ではないので、あると便利な場面の方が多いのですが、道が混んでいて、ものすごくストレスが溜まりやすいです。

鎌倉は迂回ルートが少なく、どこに行くにも一本道になっていることが多いです。

さらに道も狭く、踏切も多いので、平日でも常に渋滞しています。

車を所有している方、もしくは検討している方は、時間と心に余裕を持てるよう心がけましょう。

お店事情

土日祝はお店に入れない

観光地として人気が高い鎌倉では、土日祝に人が溢れかえっています。

そのため、ちょっとお気に入りのカフェで過ごしたいと思っていても、なかなか入ることができません。

レストランや居酒屋は予約が必須です。

いつものお店に行きたいだけなのに、どこも入れずランチ難民、ディナー難民になった経験が何度もあります。

「観光地に住む」とは、こういうことなのかと、覚悟が足りなかったなと思いました。

もちろん美味しいお店がたくさんあるなどメリットもあるので、ぜひこちらの記事も併せて読んでみてください。

閉店時間が早い

鎌倉の夜は早いです。完全に朝型です。

20:00〜21:00にはラストオーダーで、閉まってしまうお店がほとんどです。

朝活をしている人が多いので、その分早朝からOPENしているお店も多いですが、都内と同じ感覚で夜を迎えてしまうと、選択肢はグッと減ります。

バーやスナック、立ち飲み屋さんが少しだけあるので、常連さんはそこに集まって楽しんでいます。

「丁寧な暮らしがしたい」という思いで鎌倉に住む人も多いのでそういう方には向いています。

私はお酒が好きなので、夜早く閉まってしまうのは少し残念でした。

チェーン店が少ない

駅前にチェーンの牛丼屋や定食屋、ラーメン屋がないので、夜遅くに電車で帰って来る方には辛いかもしれません。

近くの大船駅や藤沢駅などの大きな駅にはチェーン店がたくさんありますが、逗子〜鎌倉エリアは期待しない方が良いです。

あっても国道沿いなので車を使うことになります。

気軽さがなくなってしまいますよね。

チェーン店が少ない分、景観が保たれているのだと思います。

まとめ

鎌倉は都心に近いですが、やはり郊外なので不便も多いです。

自然に癒される機会が多い分、犠牲を覚悟しないといけない部分もあります。

それでも、私は鎌倉で美味しいお店や温かい人たち、そして自然と出会うことができて、鎌倉に住むことができて良かったと思っています。

今回の記事を読んで、「それでも鎌倉に住んでみたい!」思う方に、ぜひ来てもらえたらなと思っています。

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